2018年初醸造。上富良野にある5haの畑からスタート。ぶどう品種は「山幸」。畑は軽石が多い火山灰で栽培が難しい土壌。十勝連峰からの火山堆積物に混ざった石英がキラキラと畑に輝いている。ボルドー液も使わないというナチュラルな畑!なぜこれだけナチュラルな畑が実現するのか?それは適地適品種である「山幸」その可能性を最大に活かしているから。日本のぶどう品種として3番目にOIV認定された「山幸」。セイベルをクローン選抜した清美×山ぶどうの交配品種。強い耐寒性があり雪に覆う必要がない。富良野の地で"自然のまま"の仕立てができる、まさに適地適品種と言えるぶどう。だからボルドー液(硫酸銅と生石灰の混合)さえも不使用。※OIV認定:EUにワインを輸出する際は、このO.I.V.が認定するブドウ品種しかラベルに表記できないことになっている。日本の品種としては、2010年に甲州、続いてマスカット・ベーリーAが認定。そして3番目に山幸が認定を受ける。
~以下、醸造責任者の遠藤さんから~
「私たちは、農作物のことをいつもいつも考えています。農作物に化学肥料や農薬を使用すると、天候の変化や害虫への対抗力が低くくなってしまうのです。人が介入し化学肥料や農薬に頼った栽培方法は、天候や環境の変化に耐えきれず悪影響をもたらします。自然な環境を整え、ぶどうがストレスなく畑の生態系と共存できることが健康で生命力に満ちた果実を付けると考えています。」(醸造責任者・遠藤さん)
「そのためには、地域の気候や環境に合ったぶどう品種の選定が大切です。北海道に自生していた山葡萄のルーツを持つ山幸こそが適格であると直感しました。山幸は粒の密着度が低いバラ房。灰色かび病などの病気に強く、耐寒性があり、冬場雪の中に樹を埋める必要がないことから自由な仕立てができます。様々な環境作りの方法やぶどう樹の仕立てを試し、ぶどうがストレスなく健康で生命力に満ちた果実をつけるような栽培方法はなんだろうか。山幸にはその凄まじい可能性を感じています。」(インポーター資料より)