アルザスのワイン街道北部のバール村の歴史あるワイナリー。1720年から代々伝わる家屋で1760年にワイン造りがスタート。1911年に現当主の先祖がワイナリーを相続。キルシュベルグ・ド・バール、ゾッツェンベルグ、ウィーベルスベルグのグラン・クリュを所有する。リュックはアルザスでBTSを取得するが伝統を偏重するアルザスの教えに疑問を感じ、スイス、オーストリアで醸造経験を積む。2005年にワイナリーを引き継ぐ。10ヘクタールの畑は険しい斜面に点在し、古い教会の裏の標高650mの畑からグランクリュの750mの畑まで100m以上の高低差に及ぶ。険しい斜面は馬で耕作し雑草は掘り返すのみで自然のままの栽培を行っている。剪定は極力行わず根を深くする独自の栽培を行い、隣合わせの葡萄の枝がアーチを作るように並んでいる。2005年から無農薬、2014年からビオディナミに切り替える。(インポーター資料より)
急勾配の畑の収穫は手作業で行い小さなボールに入れ葡萄を傷つけないように往復。
選定も厳しく行い良質な葡萄のみを使用している。
醸造は代々伝わる大樽(6000L)などを使用し中には100年前の大樽も現役で使用。
添加物は一切使用せず自然酵母で発酵、醸造。醸造具合を見て瓶詰め時にSO2を添加を判断し