1999年から徐々に自然農法を取り入れ、2004年から完全にビオディナミコに移行した。その目的はこの土地から生まれる作物を次世代へ伝え残すため。ぶどう、栗林、麦、オリーブ、地中海性のいろいろな植物・・・全ての自然と人間が、手を取り合って永遠に生きていくにはどうしたら良いだろう?考え抜いた結果、ビオディナミコにたどり着いたのだ。また、ファビオとともに農園を長く支えた同志、イヴァン・キリコが独立。(イヴァンのワイン情報もチェック!!)。
ファビオ自身はサポートの立場を取りながら、現在は娘のエレオノーラ、息子のフランチェスコと共に農園を経営。さらに、新しい世代が加わったことで、ワインのエチケットを一新!「ぬらし絵」と言われるルドルフ・シュタイナーの水彩教育からインスピレーションを受け、自然の色合いがまるで「生きているかのように表現」されている特徴的なエチケット。彼らのワインそのものが、まさに「生きたワイン」であること、そして様々な表情を見せる味わいを楽しんでもらいたという彼らの思いが込められた作品に。。真っ当な自然派がごく僅かなキャンティ地区での偉大な功績が認められ、2009年版のイタリアBIOワインガイドにて、たった一つの蔵元オブ・ザ・イヤー、最高位に選ばれた。最近は、出店自体をしていない。
そして土地にパワーを与えるものを取り入れる。決して自然を歪めるような無理はしない。自然の森に囲まれた畑、ティレニア海からの微風、複雑なハーブの香りなど、海の香り。この環境はまさに、ファビオ氏が畑の声に耳を傾けてきたその姿勢の賜物なのだ!!
(インポーター資料より)