Douro(ドウロ)のワインは果実味があって、⼒強くてしっかりとしたボディーで、、、という今までの概念に変化がもたらされる時が来た。昔ながらのブドウ畑。昔ながらのブドウの作り⽅。昔ながらの品種のブレンド。昔ながらの醸造⽅法を批判的かつ建設的に分析した結果、ドウロワインのステレオタイプに新しい、、(もしくは古い)⽅法を試したのがワインライターのマルコ・ロウレンソと、ポートワインメーカーのアレクサンドル・ボテリョだ。彼らは、過去に⽬を向け、よりエレガントで低アルコールでフレッシュなドウロワイン(パーカー以前)をつくっていた時代に焦点を合わせ、ドウロ地⽅の⼟着のブドウ。ドウロに昔から伝わる醸造⽅法で、既存のドウロワインにアプローチすることにした。葡萄は除梗せずブドウの房ごとタンクを満たすまで⼊れ、⾜踏み粉砕。ガルガンダ・フンダ(⾚)では、カルボニックマセラシオンによって純粋な果実の⾹りと軽やかさを楽しめる。こちらも除梗は⾏わないので茎はワインの全体的な特徴に影響を与え、酸味と少しの渋み、そして熟成の可能性をもたらしている。畑もとても重要だ。熟度と酸のバランスを保てる古い畑で、ブドウ品種が混在している畑を探す。このような畑を探すことが真の冒険であり、ドウロの隅から隅までを旅をし、そのテロワールの特徴を読み取り、そこから何を得ることができるかについて考えることが「Indicio」。まさに「⼿がかり」を探すというプロジェクトである。歴史から得た⼿ががりで⽣み出した新しいドウロワイン。ぜひお試しを。(インポーター資料より)