最初は独学でワインを学び、ブダペストのワインバーで働いていました。ワインにのめり込むようになり、ワイナリーに訪問し、生産者と話をし、彼らから出来る限りたくさんのことを学ぼうとしました。そして、ワインを題材にしたポッドキャストを親友の生産者のArpad Tomcsanyiと始めたこともあります。地域のたくさんのナチュラルワイン生産者にインタビューをしました。2015年に自分自身のワインを造り始め、自分の失敗からたくさんの事を学びました。その後、ドメーヌ・Vaskapuを購入し、ヴィラーニーでワイン醸造の単位を取得し、私は今、醸造家になりました。ヨーロッパ中のワイン生産者にもたくさん訪問しました。25歳のときに自分のワインを造ろうと思いました。私が初代です。1990年代に設立された小さなワインシャトーのChateau Vaskapuにワイナリーは位置します。1990年にアルザス人がこの領地を購入し、ぶどうの樹を植え直しました。2018年に私達がワイナリーとシャトーの新しい所有者になりました。ここには妻のIbolyaと二人の息子Gaspar と Zsigmondの4人で住んでいます。
2.5Haのぶどう畑をドナウ川に近いモハーチに2.5ha持っております。モハーチはペーチュ地域(ワインの地域)の一部であり、南ハンガリーのパンノンワイン地域の一部でもあります。土壌は黄土と粘土で、石灰岩と腐植土が豊富に含まれます。畑は海抜150m~180m。ビオデナミ農法ですが、まだ認定はされておりません。現在申請中で、2022年には認定されることを願っております。樹齢は約30年で、2022年には1.5haの畑にカダルカ、ケークフランコシュと白品種を増やしたいと思っています。収量は1.5~2t/Ha。ケークフランコシュは友人のKatiから購入し、Katiはセクサールド(近くのワイン地区)のハンガリーのデメター組合に属しており、ビオデナミ農家として20年以上働いています。 彼とは5年契約をしております。これが私達の唯一の買いぶどうです。スプレー作業以外はすべて手作業で行います。セラー内では、介入を最小限にする方法をとっており、醸造はできる限りシンプルにするようにしております。目標は、果実と土壌の自然な個性と表現を最大限に保つことです。(インポーター資料より抜粋)