バルセロナで衝撃的な出会いをした・・。バルセロナにフランス風のとてもお洒落な「グレスカ」という人気のお店がある。レストランとワインバーを併設したスタイルで、恐らく自然派ワイ
ンを楽しめるワインバーとしてはバルセロナNo.1の料理を出す店だろう。そこでワインを頼んだら出てきたのが、今回ご紹介する”ア・トン”だった。軽やかでエレガントでありながら、豊か
な味わいがある。一口飲んで気に入ってしまった~ オーナーのアルバロ・ゴンサレスは、長らくぶどう栽培&ワイン造りの経験を積んだ後、2016年自身のボデガを構えた。ぶどう畑は
僅か2ha。当然ながら生産数量は少なく、2018年ヴィンテージで7000本程である。ペネデスの伝統ぶどう、つまりチャレロとパレリャーダのみを栽培している。理由は、これら品種が最
もこの地のテロワールを表現すると考えているからだ。当初よりビオにて、またビオディナミによる手法をできるだけ実践したいと考えている。醸造においては野生酵母による自然な発
酵、フィルターや清澄は行わず、SO2は瓶詰時か澱引き時に僅かに加えるというものだ。自身のワインを世に出して間もないが、独自のスタイルをすでに確立している感がある。軽や
かでエレガント、そして飲み易い、これがアルバロの特徴だ!ペネデスの星が、もう一つ現れた。是非ともお試しを。
【新情報】①カン・ライムンデ醸造所の隣の優れた畑1.5haを手に入れた!斜面頂上に植わる樹齢50年の古木から高品質なぶどうを得られる
②今までの経験を総動員し、白はほぼすべてのキュヴェで醸しをしたとても美しい淡いピンク色の薫り高く上質なワイン造りを始めた!