スロヴェニアの北東部ポドラウイェ地域、スレドニェ・スロヴェンスケ・ゴリツェ地域にあるシュマン家は先祖代々続くぶどう農家。ワイン造りは17世紀からスタート。第二次世界大戦中に共産党に土地を没収され現在は5.5haにまで縮小された。今のワインスタイルになったのは2000年、2010年からは完全にSO2無添加。当主のラドヴァンは、もともと自然や動物が大好きで獣医と農業を学ぶ為に大学へ進学するも農薬を当たり前に使う農法や動物との共存はあり得ないという教えに疑問を抱くようになった。学校で教えてもらうことが絶対ではない、常に別の答えを模索し研究をした。そして全ての答えは自然にあるのでは思い植物の研究からスタート。一生かけても見つからないかもしれない、と言いつつも一つの答えとして導き出したビオディナミにおける「エコシステムバランス」
オーガニックやビオは農薬を使わないということが最も重要ではない。また生物の死は、農薬などの毒物だけが原因で起こるのではない。必要以上に栄養を取りすぎた為にバランスを崩し、エネルギー放出も乱れ死を迎えることがあると気づいたラドヴァン。
単に農薬を使わないことだけが重要ではなく、構造全体を見ていかなくてはいけない。
生命のバランスは細胞やDNAのエネルギーの放出の仕方が大切だと考える。
全ては土から!土を理解しなくてはならない!土の中には宇宙の法則上、全く構造を変えない無数の分子がある!
その土の中にある分子の情報を理解する事が大事。何故なら土→木→ぶどう→ワイン→人間体内→細胞というサイクルで情報を伝達していくからだ。(インポーター資料より)