ナチュールワイン・ナチュラルワイン・ヴァンナチュール・自然派ワイン

NADA

フランス / ルーション

ペルピニャンで生まれ育ったラファエル。祖父母の代からカルスとエスタジェルの間の小さな谷間に邸宅(マス)を持ち、その周辺に畑を持ち、ワインを造ってきた。
ラファエルの父もワインビジネスで自分でもワインを造り、ネゴシアンでもあった。小さい時からワインや畑を触れて育ったため自分の血にはワインが刻まれていると自覚。
父は自身が工業的なワイン造りしかしていなかったからか、ラファエルが若い頃からワインの世界はお薦めしないと主張していた。ただ、実際、お父さんは自然派ワインにも詳しく、ラファエルは昔からガヌヴァなど名だたる
自然派の巨匠のワインには慣れ親しんでいたという。

一方、ラファエル自身は地に根ざして、ワイン造りをしたい気持ちは明確に持っていたが、
他の世界も見てみようと、14~25歳くらいまでグラフィティペインターとして色んな場所を旅し、
文化や様々な考え方に触れた。そして、23~28歳まではパリのアップルで働いたりもしていた。様々な経験を重ねれば重ねるほど、地元に戻り、畑仕事をし、物作り=ワインを造りたい!という気持ちが強くなり、2014年にカルスに戻る。その頃、父のネゴシアンのビジネスは立ち行かなくなっていた。そんなある日、父がラファエルが生まれた時に植えた丘の斜面のジェドネ・ペル(ぶどうの品種、グルナッシュ・ペルとも呼ばれる)の畑を見せてくれた時、これだ!この美しい地を守りたい、風景を映し出すワインを造りたい!と決意。放置されていた畑を復活させ、ワイン造りを始めたのだ!
最初の1年はジャン・フィリップ・パディエのところで学びながら、2014年、2015年はカルスにある祖母の物置用の家の一角でワイン造り。
ゼロからのスタート。機械も何もない。先述のジェドネ・ペルの畑、ピヨッシュとタンク1つのみ。ここからのスタート。みんなにクレイジーだと言われた!NADAとは何もない。何もないところにこそ全てがある。そう思うことにしているという。2016年からは、もう少しだけ良い環境、エスタジェルにある祖母の家の倉庫を貸してもらってワイン造りをしている。(インポーター資料より)


NADAのワイン

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