ネブライエは2014年に設立した家族経営の蔵元。
ブドウの栽培に加え、資料用の干し草、緑肥用の豆類、古代小麦などを栽培している。
60年代までネブライエの土地はティモラッソを主品種とした、様々なブドウが栽培されていた。
その後、土地(山岳地帯)の環境保全を目的とし、ブドウ以外の植物の栽培・収穫も手掛けるようになった。
現在の環境は、丁寧な保全活動、生物の多様性を尊重する考え方、そして有機農法の原則を確りと守ることで実現している。
約4ヘクタールをブドウ畑として使用。現在植えられている品種はティモラッソのみで、土壌は主に粘土質と石灰質の混在。
ただし、ネブライエはこの土地のテロワールを特徴づけているのは、
下層土を構成している様々な大きさの赤灰色の片岩と岩片であるという。
畑はすべて、海抜500〜600メートルの間にあり、さらに南西に面している。
土地の維持管理はネブライエのワイン造りにとって非常に重要で、
土壌の中の腐植や生物多様性の維持がナチュラルなワインを造ることに、必要不可欠と考えるている。
主に有機肥料や緑肥を使用し、ブドウを植えていない箇所にマメ科の植物や自生する古代小麦を生やすことで土地を維持している。(インポーター資料より)