ヴィヴ・ワイナリーは、ピエモンテ州アスティ、サン・マルツァーノ・オリヴェトに位置する、2020年にスタートした家族経営の小さな蔵元。「ヴィヴ」はピエモンテの方言で「生きている=いのち」の意味。彼らの農業哲学は、福岡正信等の自然農法やビオディナミに基づいており、人為的な介入を極力抑えた自然の摂理に沿ったものである。彼らの畑では昆虫や微生物等、多種多様な生物が共存しており、施肥は行われず、銅剤や硫黄剤の他、煎じたハーブ等が使用されるのみで、生物多様性を重視したアプローチが実践され、土着品種であるモスカート、バルベーラ、ドルチェット等が栽培される。醸造では酵母添加、フィルタリング、清澄は行われない。自然による無制限の可能性の表現を重視し、アペラシオンやオーガニック認証をとることもない。ラベルデザインは、地元のデザイナー、ガブリエル・サンツォ氏によるもの。(インポーター資料より)