大学時代、法律を学びながらニースの人気自然派カーヴ、ラ・パー・デ・ザンジュで働いていたオリヴィエは、その後いくつかの生産者たちから栽培、醸造を学び、3年後、自分のドメーヌを立ち上げました。
設立から未だ数年のドメーヌですが、もうすでに多くの自然派ワイン愛好家の心をつかみ,愛されています。ワインが美味しいのはもちろんですが、底抜けに明るい性格もまた魅力で彼の周りにはいつも人が集まってしまう、まさに太陽のような存在として自然派ワインの世界を盛り上げています。家族や友人、先輩生産者や知人など多くの人の力を集結させ、初ヴィンテージから素晴らしいセンスを見せ周りを驚かせました。栽培や醸造は、ティエリー・アルマンやフィリップ・ヴァレット、フレデリック・リヴァトンなどで修業をした経験を活かし8つの区画に分かれた7.5haをほぼ一人で管理をしています。
標高が高く北向きの区画が多いことから南ながら綺麗な酸を表現できる素晴らしい畑も彼の味方となっています。オリヴィエのワインの特徴は彼の陽気さが乗り移ったかのような溌溂とした果実味と綺麗な酸、そしてどのワインにも共通して感じるミネラル感たっぷりの旨味です。この旨味がしっかりとした骨格を形成しています。ジュースのように飲みやすく気軽なタッチでも、少し寝かせると、この旨味がじわじわとワインに深みを与えていきます。明るく陽気な性格ながら、芯は真面目で努力家、沢山のことを素直に吸収できる実直さ。味わいは彼の人柄を表しています(インポーター資料より)