私たちは、Turraのワインについて既に全てを知っていると思っていた。フレッシュで、酸があり、果実味あるヴィーニョヴェルデの特徴がつまったワイン。 そしてそれらは、コンスタンティーノ・ラモスの熟練した手で造られていて、それでいてそれらは信じられないほどの価格で素晴らしいワインだということ。 しかし、キンタ(ブドウ畑)に到着すると、すべてが予想を超えていた。 ボトルのシンプルなラベルは、私たちに何のヒントも与えず、その場所にどんなポテンシャルを秘めているかなど、全く知る由もなかったが、Turraワイナリーは歴史的な邸宅と完璧な場所に位置する醸 造所(ワイナリー)から扇状に円形劇場のように広がるブドウ園を持ち、ブドウの木の間には果物やオリーブの木が断続的に広がり、そこら中から野生の花が顔を覗かせていた。 オーナーのブルーノは、父親からこのブドウ園を継承し、幼い頃からこの場所を当たり前に訪れていた為、彼が持っている楽園と、そこから提供される完璧なワイン造りの条件がどれほど素晴らしいこと かを気付いていないようだった(なんと幸福な!!!!) ブドウの木はワイナリーからわずか数メートルの距離にあり、地下室で待機中の大桶に重力で移動することができるので、新鮮なジュースを得ることができる。地元のブドウVinhao、Azal、Arinto、 Rabo de Anhoは、30年以上にわたって情熱を注いだGuilhermeのエネルギーに満ちていた。
これらは本当に未発見の宝物で、控えめな卓越性を持っていることが訪れてすぐにわかった。