1975年に12人のメンバーによって、社会生活を共に送っていく大きな“家族”を形成すべく創設された農業協同組合で、1980年以降は薬物依存者の更生施設としての機能も果たすようになる。200ヘクタール以上の広大な土地を所有し、畑ではバイオダイナミクス農法を実践、堆肥なども自家生産し、ブドウ以外にも野菜・果物を生産している。そしてそれらを使いワイン、トマトソース、パスタなども生産している。牛や豚なども飼っており、与える飼料も無農薬の自家生産の物を与えている。食肉だけでなく、サラミなどの加工品も一部生産している。それらの製品は直売所で販売されている。シオール ペポは糖分添加せずに、瓶内二次醗酵を行ったワイン(クアレージモはシャルマー方式)。彼らのパッサータは、イタリアの有機栽培作物認証機関B.A.C.(BIO AGRI CERT)の厳しい基準をクリアし、トマトと塩だけで作られた裏漉しトマト。